リタイア生活 主役はわたし  

人生いつだってこれから

NO GOLF NO LIFE 昭和の時代の接待ゴルフ

 令和の時代となった今では嘘のような昭和の時代にはあった本当の話
 現役時代は営業部にいたこともあって接待ゴルフ(接待する方)を多くやった

             

 昔は上司がゴルフの先生で、接待ゴルフHOW TOを教えられました
●朝はクラブハウスで相手をお出迎えし、ボストンバッグを受け取り「今日は朝早くからありがとうございます」と言って、受付へ案内する
●スタート前には「今日はこれをお使いください」と一番高いNEWボール3個入り1箱を渡し、もし相手がOBを打ったらすぐさま新しいボールを渡す
●飲み物は3種類(水、スポーツドリンク、お茶)を用意して選んでもらう
ナイスショットナイスオンナイスタッチナイスアウトなどを必ず連呼する

            

●絶えず相手のボールの行方を凝視し(自分のボールはどうでも良い)、もし相手のボールがに入ったら、すぐさま走ってボールを探しに行き、誰よりも先にボールを見つける
相手のボールがに落ちたら、自らが谷に降りて(相手が滑って転んだら危ないので)フェアウエイまでボールを持ってきて「危ないのでここからノーペナで打って下さい」と言う
●相手のライ悪い時は「親睦会ですので動かしてください」と言う
●スコアの過少申告は黙ってそのままやり過ごす

                    

●グリーン上では1メートル以内のパットはすべてOKと叫ぶ
(入れごろ・外しごろのパットは心臓に悪いので)
偉い人はボールがホールに入って「カラン!」と鳴る気持ちのイイ音を聞いたことがないと思う
握りをしても絶対に勝つな。そして負けたお金を払う時は「今日は大変勉強になりました」と頭を下げる
●風呂場ではバスタオル・フェイスタオル・着替えを入れるビニール袋をセットで渡す
●接待ゴルフは仕事と思うこと(会社の経費なので)しかしゴルフ中は仕事の話をしない
●帰りにはお土産を渡し「今日はお忙しい中、お付き合いいただきありがとうございました」と車までお見送りする

                

 まあゴルフで5時間以上一緒にいると、相手の性格人柄もわかってくるし(ゴルフはその人の性格が出ると言われている)、親睦も図られることは間違いないし、仕事の受注につながったことも事実でした

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