リタイア生活 主役はわたし  

人生いつだってこれから

年金の請求をする

 しばらく働かないでゆっくりするとなれば失業保険の後の収入源は年金です。
 年金制度は複雑すぎて中々理解できないことが多いです(頭の良い官僚さんがこれでもかというくらい複雑にして、少しでも年金を減らすようにしたのかと思うくらい難解でした)

 送られてきている「ねんきん定期便」で年金記録にもれや誤りがないか確認しましょう。
(2007年に「消えた年金記録問題があって国会で大問題になりましたので、しっかりとチェックしましょう)


 最初から受給するか繰り下げて受給するかは別として、おおよその受給金額を把握して定年後の生活設計を考えましょう。
(私は繰り下げる余裕もなかったし、70代・80代になって金額が増えても、もうその年齢になったら飲みにもゴルフにもあまりお金は使わないだろうと思い最初から受給しました)


 振替加算、加給年金、任意加入、付加年金、特例追納などの特別加算もありますので少しでも増やせる方法がないか、生活設計に関わる重要な事ですので受給する前にしっかり調べて、わからなければ問い合わせしましょう(年金事務所の窓口では「こうした方が増えますよ」とは絶対に教えてはくれません


     自分の年金は自分で守るのです

 年金を受給する資格が発生する3ヶ月前に年金請求書が届きますので、受給する人は年金請求をします。届いていなければ最寄りの年金事務所に問い合わせしましよう。
  11月頃に送られてくる扶養親族等申告書の提出も忘れずに。
 これにより翌年の配偶者控除などの源泉徴収税額が決まります。
  提出していないと控除が適用されませんので要注意です。



 税務署のホームページには400万円以下の年金の人は確定申告しなくて良いと載っていますが、400万円以下で所得税を引かれている人で(1月に年金事務所から源泉徴収に関する「大切なお知らせ」が届くのでそれで税金が引かれているかわかります)
生命保険料、地震保険料、介護保険料、医療費(10万円以上)等を払った人は確定申告をすれば払った税金が戻る可能性があります。
 金額は少ないかもしれませんが年金生活者には貴重なお小遣いになりますので調べてみましょう。
 今はわざわざ税務署に行かなくても、家でスマホでもパソコンでも申告できますのでぜひe-Taxトライしてみましょう。

定年退職後のいろいろな手続き

退職すると健康保険、失業保険、年金、確定申告などいろいろと手続きすることがありますので、退職前から準備しましょう
「備えあれば憂いなしです」
ネットや本で調べればやり方が載ってますので漏れのないように
健康保険の手続きには期限があるので要注意です

退職金が税制優遇されているかも調べましょう
住民税と健康保険料は後から結構な金額の請求が来るのでビックリします(日本の税金の高さを改めて実感します)


離職票が辞めてから10日くらいで会社から送られてくるので、次の唯一の収入源である失業給付の申請にハローワークへ
   (失業給付と年金は同時にはもらえない)

65歳前に退職した人と65歳を過ぎてから退職した人とでは支給金額が違いますのでどちらを選ぶかは「仕事へのモチベーション」「ふところ具合」「Next Stageへの意欲」を秤にかけて退職日を決めましょう
支給金額支給日数は自動計算してくれるサイトがあるのでおおよそわかります
ほとんどの人は自己都合退職になってますので、受給まで3ヶ月以上はかかりますので、しばらくは貯金をくずしての生活です

 (思った以上に残高は減っていきます😰)
失業給付は次の仕事を探している人が対象ですので、しばらくゆっくりしたい人もゆっくり求職活動をしなければなりません


ハローワークで案内している職業訓練等の講習を受けると受給が早まる可能性があります。いつも募集しているわけではありませんが、いろいろな講座がありますので早めに調べてトライしてみましょう


私はパソコン教室を申し込みました

受講の動機再就職の意思など面接がありますので、しっかりと準備して臨みましょう(定員があるため再就職できそうな人が合格します。ラッキーにも私の時は定員割れでした)
3ヶ月間約300時間の講座で(民間のパソコンスクールで300時間習ったら30万~50万くらいかかるのが無料で、しかも交通費まで支給される手厚い仕組みです)、講師もクラスに2人いて落ちこぼれが出ないように親切に教えてくれます
しばらくはこれで予定が埋まります笑

ついに定年です😊

40年間のサラリーマン生活が終了しました!
よく頑張りました(たまには自分で自分をほめます(笑)
45歳の時に前の会社が倒産して3人の子供を抱えこれからどう生活していこうかと苦しんだ時期もありました)       

最後の挨拶も練習通りにでき(退職の挨拶はよく練習しておいた方が良いですよ。感謝の言葉を述べる内にお世話になった方や助けてくれた方々の顔が浮かび、涙が出てくるので、家での練習でしっかりと泣いて涙腺を締めて本番では泣かないようにしましょう)花束をもらって終了です

一つのことが終わった充実感とこれからのわくわく感不安感で少し興奮していたのでまっすぐ家路につけず、いつも行っていた居酒屋で一杯飲んでクールダウン(現役時代も何かと理由をつけては寄り道をしていました。本音はまっすぐ家に帰りたくなかっただけですが・・・・)
会社⇒居酒屋⇒家のルーティンでよく帰ってましたが、定年の最後の日までやってしまいました(笑)
店主が花束をみてツマミをサービスしてくれた


退職金が入ることだしタクシーで帰宅
妻からは「長い間お疲れ様でした」と言われ軽くまた一杯


もう明日からは早く起きる必要がないので近くのサウナへくつろぎに

ビールで一人乾杯し達成感ほっとした気持ちを味わいました


      さあ明日からは自由人だ!!